整腸作用

大腸菌の増殖を抑えるビフィズス菌

人間が生まれたての赤ちゃんの腸内には直ぐに細菌が住み始めます。
まずは大腸菌が住みつき、次にビフィズス菌などが増え、100兆個(300種類以上)もの細菌が住み着きます。

母乳栄養児の腸内には善玉菌がほとんどを占めていて、
離乳食などがはじまり様々なものを口内摂取することによって、
その数はあっという間に20%程度、中高年では数%まで減少したまま安定します。

その後も歳をとっていくにつれて悪玉菌が増えていき、老化の原因ともなっていくわけです。
腸内細菌の数は決まっていて、善玉菌が減れば悪玉菌が増える、逆に善玉菌が増えることによって悪玉菌が減る
というように、常に自分達の勢力を伸ばそうと日々戦っている状態なので、
年齢が若い子供でも体調を崩しているときには悪玉菌が増殖している状態になっているということもあります。

善玉菌の代表としてビフィズス菌や乳酸桿菌などの乳酸菌がありますが、糖を分解し、
乳酸や酢酸などの有機酸を生成することによって腸内を酸性に保ち、
大腸菌などの悪玉菌による腐敗の進行を止めて、悪玉菌の増殖を防ぐ役割をします。

腸内を酸性にさせることによって、細菌や病原菌の感染による下痢を予防することができます。
腸内細菌は小腸の終わりから大腸にかけて急増し、小腸にはラクトバチルス、大腸にはビフィズス菌が
多く存在するという特徴があり、中高年になって減少するのは主に大腸のビフィズス菌が減少していくそうです。

乳酸菌を摂取する場合にも、胃液や胆汁などの消化液で死滅することのない、
腸にまで生きたままと毒タイプの乳酸菌を摂取するのが望ましいでしょう。
母乳や牛乳、涙などに含まれる糖タンパク質であるラクトフェリンは、
腸内で大腸菌の増殖を抑え、善玉菌であるビフィズス菌を増やしてくれます。

さらには抗炎症、免疫調節、抗がん作用、
さらにはヘリコバクター・ピロリ菌に対する抗菌作用までもが確認されています。

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